1/700 巡潜甲型改2-伊13




海中感を無理に出そうとした結果、暗色へ振り過ぎましたね。
シュノーケル(?)は間違っている気も。

使用キット:ピットロード伊13&伊14
使用デカールなし



全然関係ないですが、
「塗色の絶対値を定めて作るスケモ」というのは、
「完璧な音程を狙う人のカラオケ」のようなもので、
あまり一般的ではないと思う。
逆に一般的かもしれんけど・・。


上手い人のカラオケというのは、意外に高得点が出ない。
80〜90点くらいに収まる。


これが何故かというと、実際には、お手本からそこそこ外れているのだ。
一音一音を細かく採点してみると解る。


しかし実際には、あまりハズれているようには聴こえない。
恐らくこれは、多少ハズれても、歌い手がほぼ自動的に補正をかけて、違和感が無いようにしてしまえているのだと思う。
一つの音が外れてしまったとしても、その前後の音も一緒に引きずって外すので、傍から見ると全く違和感が無い。


そして、元祖とは違うリズムであるにも関わらず違和感を感じさせない為、100%合っている状態よりも、むしろ新鮮に聴こえる。


音が100%合っている状態というのは、聴き慣れているいつものCDのリズムなので、
意外に目新しさが無く、面白味には欠けているからだ。


そのため、
「目新しさ」や「新鮮さ」を「上手さ」や「面白さ」だと判断した人にとっては、
「(80点なのに)100点のより心地よく聴こえる」ということになる。


要するに、スケールモデルの塗装も、そういうものなのだと思う。

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